1964年/65年に「理解を通じた平和」をテーマに開催されたニューヨーク万国博覧会を記念して建立された、ステンレススチール製の巨大な地球儀「ユニスフィア(Unisphere)」。高さ41m、直径は37mで、地球儀として世界最大。デザインは「地球の相互依存」を体現し、「拡張する宇宙と縮小する地球上における人類の功績」を象徴している。設計を手がけたのはバッテリーパークやブライアントパークなど市内の多くの公園設計を手がけたランドスケープ・アーキテクトのギルモア・D・クラーク(Gilmore D. Clarke)氏。以来、クイーンズのシンボルとして人々に愛され、1995年には市の歴史的建造物に登録された。
場所:フラッシングメドウズ・コロナパーク/最寄駅:7番線「Mets – Willets Point」/エリア:クイーンズ・フラッシング
公園一帯には桜が植えられ、春になると花見の客が多く訪れる。
万博は、世界各国に加えて、名だたる米国企業が参加し、パビリオンで最新の科学技術やイノベーションが紹介された。
ゼネラルモーターズの「フューチュラマ(Futurama)」では、宇宙開発、海底旅行、都市の未来像を提示。連日多くの人々が訪れ、新時代の到来に胸を躍らせた。
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