4月3日(月)、「アメリ」”Amelie”が、Walter Kerrシアターでオープニングを迎えた。このミュージカルは、ジャン=ピエール・ジュネ監督と、オドレイ・トトゥ主演で、2001年に大ヒットを記録したフランス映画『アメリ』の舞台版。
主演を務めるのは、フィリッパ・スー(Phillipa Soo)。アメリカ建国の父の一人、アレクサンダー・ハミルトンの生涯を描いた、大ヒットミュージカル「ハミルトン」”Hamilton”のオリジナルキャスト。ハミルトンの妻エリザ役を演じ、トニー賞にノミネートされた実力派。今回は、27歳にして主役の大役を務めることとなる。
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レビューでは、スーとニノ役のアダム・チャンラー=ベラット(Adam Chanler-Berat)の演技が、ともに好評を得ている一方、映画の世界観を超える演出や、音楽を生み出すのは難しいとの意見も。
監督は、「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」”Who’s Afraid of Virginia Woolf?”のリバイバル上映でトニー賞を受賞したパム・マッキノン(Pam MacKinnon)。
あらすじ
両親にあまり構ってもらえず、孤独な幼少時代を送った少女、アメリ。人とコミュニケーションを取るのが苦手だったが、空想にのめり込むことで、想像力の豊かな子供として育っていった。
大人になったアメリは、パリのモンマルトルにあるカフェCafé des 2 Moulinsで働き始める。ある日、自宅にあった小さな缶を発見し、その持ち主を探し出すことに成功する。そのとき喜ばれた経験が忘れず、より多くの人を喜ばせようと努力するアメリ。ある日、証明写真の収集が趣味の男性、ニノと出会う。ニノが気になるアメリだったが、どうもうまく近づく事ができない。空想の力で、アメリは幸せを手に入れる事ができるのか。
キャスト:フィリッパ・スーPhillipa Soo,アダム・チャンラー=ベラット(Adam Chanler-Berat),
監督:パム・マッキノン Pam MacKinnon
脚本:クレイグ・ルーカス Craig Lucas
作曲:ダニエル・メッセ Daniel Messe
作詞:ネイサン・タイセン Nathan Tysen, ポール・ウィッティPaul Whitty
公式サイト:ameliebroadway.com
場所:Walter Kerr Theatre
219 W 48th St, New York, NY 10036