ディズニーは5日、公開中の『アベンジャーズ/エンドゲーム』の興行収入が北米で1億4,580万ドル、全世界で2億8,220万ドルとし、推定興行収入が21億9,000万ドル(約2,400億円)に達すると発表した。
全世界興収は、ジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』を超え、同監督の『アバター』(28億ドル)に次ぐ、歴代第2位となった。
『アバター』は20億ドルに達するまでに47日かかったが、『エンドゲーム』はわずか11日で大台を超えた。
Varietyによると、2009年12月に公開された『アバター』は、北米で14週間連続トップ5にランクインし(8週間は第1位)、8ヶ月以上劇場公開された。
『エンドゲーム』の世界興収は、先週から59%減となった。今後は『名探偵ピカチュウ』(Detective Pikachu)や、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(Godzilla: King of Monsters)、『アラジン』、『ライオン・キング』など競合となるブロックバスター映画の公開が控えている。
『アバター』超えは?
コムスコア(ComScore)の上級メディアアナリスト、ポール・ダーガラベディアン(Paul Dergarabedian)氏は「さらに6億ドルを稼ぐために、かかる時間を予測するのは難しい。」と述べ、他の映画の成績次第であり『アバター』を超えるのは容易ではないと推測する。
Varietyはファンが複数回鑑賞し、海外での数字が伸びた場合、超える可能性があるとしている。
『アバター』は海外の興収のみで20億ドルを超えている。日本を含む9カ国で1億ドル以上の興収をを記録した。
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