オークワフィナ、アジア系初のゴールデングローブ主演女優賞

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ニューヨークのクイーンズ生まれの女優でコメディアン、オークワフィナ(Awkwafina)が5日、中国系アメリカ人として初のゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門で主演女優賞を受賞した

『フェアウェル』 (The Farewell)は、オークワフィナ演じる中国系アメリカ人のビリーが、中国に住む祖母に末期ガンを告知するかどうかを巡り、文化的アイデンティティに苦悩するコメディドラマ。監督はルル・ワン(Lulu Wang)。同作品は外国語映画賞にもノミネートされた。

オークワフィナは壇上で祖母役を演じたチャオ・シューチェン(Zhao Shuzhen)に感謝を述べ、ワン監督に「生涯一度のチャンスを与えてくれてありがとう。この物語をあなたと撮影することだけで、素晴らしいものだった。」と述べた。さらに「これを父、ウォーリーに捧げたいと思います。お父さん、言ったでしょ。仕事ゲットしたって!」と言って会場を笑わせた。さらに「私を育ててくれた女性、親友でもあるおばあちゃんに(捧げます)。そして、母親のティナに。どこからか上から見守ってくれると思う。そして今も。みんなありがとう。ありがとう。」と感謝を述べた

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Mashup Reporter 編集部
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