トランプ陣営の関係者は、バロン君は「わが国の政治プロセスに非常に関心を持っている」と語ったという。
フロリダ州から夏の共和党全国大会に出席する一般代議員の一人に、今年18歳になったトランプ氏の息子バロン君が選出されたことがわかった。米政治ニュースサイトのポリティコが報じた。
7月にミルウォーキーで開催される共和党全国大会では、各州の代議員が集まり投票することで、正式に大統領候補および副大統領候補を指名、承認する。党大会を境に本選シーズンが本番に突入する。
同サイトが入手したリストにはバロン君とともに、長男ジュニア氏とその婚約者のキンバリー・ギルフォイル氏、次男エリック氏、次女ティファニー氏と夫のマイケル・ボウロス氏といったトランプ一族の名が並んでいる。
しかし、トランプ政権で大統領顧問を務めた長女イヴァンカ氏と夫クシュナー氏は選出されていない。
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なお、バロン君は今月17日にフロリダのパームビーチにあるオックスブリッジ・アカデミーを卒業する予定とされている。ポルノ女優に支払った口止め料に絡む公判のために連日ニューヨークの法廷にしばられているトランプ氏は、公判開始当初、息子の卒業式でさえ出席させないと判事を非難していた。しかし判事は先月末、この日を休廷にすることを決定した。無事に息子の卒業姿を見守られることになったトランプ氏は、夜は家族で過ごすと思いきや、ミネソタで行われる資金集めイベントに出席する予定だと報じられている。
8日、13日目を迎えた審理では、ポルノ女優のストーミー・ダニエルズ氏本人が証言台に立ち、2006年7月のトランプ氏との一夜を赤裸々に振り返った。
バロン君の進学先については公にされていないが、一部のメディアではニューヨーク大学を第一志望に考えていると報じられている。