米生活用品小売チェーンのベッド・バス・アンド・ビヨンド(Bed Bath & Beyond)は2日、投資家向け業績説明で、2019年会計年度末までに60店舗を閉鎖すると発表した。
CNBCによると、当初は40店舗を閉鎖するとみられていた。
同店は、既存店売上高が10四半期連続で減少したが、売上はアナリストの予想を若干上回る27億2,000万ドルだった。調整後1株利益は34セント、予想は27セントだった。
USAトゥデイによると、ベッドバス&ビヨンドは8月末時点で、米国とカナダにベッドバス&ビヨンド993店舗のほか、ワールドマーケット(World Market)、バイバイベイビーストアズ(buybuy Baby stores)など合計1534店舗を展開する。
閉鎖する60店舗のうち、ベッドバス&ビヨンドは40店舗、残りはコンセプトストアとなる。閉鎖を予定する店舗の大半は、ホリデーショッピングシーズン後の2020年初頭を予定しているという。
シンクタンクのコアサイト・リサーチ(Coresight Research)によると、今年だけで約8,600店舗の閉鎖が発表されており、昨年の5,864店舗を大幅に上回る。同社は閉鎖店舗の総数は、年末までに1万2,000店舗に達すると予想している。