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米家電量販大手ベストバイ 今年のサンクスギビングデーは休業

米家電量販店大手のベストバイ(Best Buy)は29日、今年のサンクスギビングデーは店舗を休業すると発表した。

同社はブログで「これまで、2020年が期待と異なるものになっていることはご承知の通りでしょう。サンクスギビングデーを含むベストバイのホリデーシーズンもまた異なります。」と発表。一方「一部のお買い得の提供を、より早くスタートする」と、セールを早める意向を示した。翌日のブラックフライデーについては、言及しなかった。

11月26日のサンクスギビングデーまで約4ヶ月。これまで、新型コロナウイルスの安全対策として、ターゲットやウォルマートなどの大手小売りが、相次いで休業を決定している。

近年、ホリデーシーズンの買い物客を多く取り込もうと、サンクスギビングデー当日も営業する小売りが増加している。CNBCによると、ターゲットは2011年に、ベストバイは2013年に、それぞれ初めてサンクスギビングデーに開店することを決定した。昨年、ベストバイは午後5時に開店し、ブラックフライデーでは午前8時から営業した。

例年、マンハッタンのメイシーズやベストバイに買い物客が殺到する光景は、ホリデーシーズンの勢いを象徴するものとしてニュースに取り上げられ、話題となっている。

▼サクスギビングデー当日のメイシーズとベストバイの様子(2017年)

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