ニューヨーカーの健康志向と相まって、近年注目を集めるサラダ専門店。ニューヨークでは、カロリーや好みの食材をオーダーするカスタムメイド形式のサラダや、世界一のレストランがサラダ店をオープンするなど、選択の幅もぐっと広がっている。今回は、旅行時のランチにもおすすめの人気サラダスポットをご紹介。
Made Nice(メイド・ナイス)
ファースト・カジュアル・サラダ店の激戦区、Nomadエリアに今年の春オープンしたお店。有名レストラン「Eleven Madison Park」（イレブン・マディソン・パーク、EMP）を「世界のベストレストラン50」第1位に導いたダニエル・ハム(Daniel Humm）氏とウィル・グゥイダラ(Will Guidara）氏による話題のカジュアルレストラン。
ジェネラルマネージャーのKirk Kelewae氏と、シェフのDanny DiStefanoによって運営されている。EMPでサーブされるシグニチャーサラダに似た「curry cauliflower dish」や、サーモンがたっぷり入った前菜風のサラダ「Salmon Rosti」、人気のポークディッシュ「Pork ‘n Carrots」などグルメなサラダを10ドル前後で味わうことができる。本格的に焼き上げたローストチキンや、ノスタルジックなミルク味のソフトクリーム「Milk and Honey」もおすすめ。
Made Nice
住所：8 W 28th St, New York, NY 10001
Sweetgreen(スイートグリーン)
2007年創業のワシントンD.C.発のサラダチェーン店。ニューヨークには2013年の夏に初上陸し、Nomadホテル内に1号店をオープンした。ローカルで採れたオーガニックの野菜を中心としたフレッシュなサラダは、ケールやレタスなどリーフから具材、ドレッシングの量まで、カスタムで好みの味をオーダーできる。
ヘルシー志向のニューヨーカーに大変人気で、ランチ時にはいつも長蛇の列ができている。現在はNYで18店舗を展開中。
Sweetgreen
NoMad店：1164 Broadway, New York, 他
by CHLOE（バイ・クロエ）
BLT Steak（BLTステーキ）などを手がけるESquared Hospitalityのクリエイティブ・ディレクター、サマンサ・ワッサー(Samantha Wasser）氏が手がける人気のビーガン・ファストフード・チェーン店。ビーガン料理本を多数出版しているシェフのクロエ・コスカレリ(Chloe Coscarelli）氏が、メニュー開発を担当した。
スーパーフードや、ローカルの食材を使用したサラダボウルや、テンペやスイートポテトを使用したハンバーガー、油を使用しないベイクドポテトにビーツケチャップなどユニークなメニューがそろう。ビーガン主義者でなくても満足出来る仕上がり。ポップでカラフルなインテリアはNY女子に人気のスポットとなっている。ニューヨークにはスイーツ店を含めて4店舗を展開中。
by CHLOE
住所：185 Bleecker Street,New York, 他
Inday（インディ）
2015年にNomadエリアにオープンしたインド料理をベースとしたサラダ店。創業者の Basu Ratnam（バス・ラトナム）さんは、両親はインド生まれで、ニューヨーク育ちの金融家。ジャン・ジョルジュ(Jean Georges)や、ABC キッチンなどを成功させてきたフィリ・スアレス(Phil Suarez) 氏とのパートナーシップにより同店をオープンした。カリフラワーで作られたヘルシーなライスや、レモンやカレー味のチキン、ターキーミートボールなど、エスニックな香辛料が効いた惣菜やサラダを味わうことができる。料理は、カリフォルニア・キュイジーヌに影響を受けて作られており、より親しみやすい味付けとなっている。
Inday
住所： 1133 Broadway, New York, NY 10010
The Little Beet(リトルビーツ)
グルテンフリー、ローカル、季節で採れる食材にこだわったデリ形式のファストフード店。2013年にブルックリン生まれのシェフ、フランクリン・ベッカー(Franklin Becker)氏がオープンした。ビーフやチキンなどの良質のプロテインから、惣菜風サラダなど、バランスの良い食事を摂ることができる。最近オープンしたNomad店やフードモールのPennsy店など、NYには5店舗を展開中。
The Little Beet
Nomad店：140 Broadway, New York, 他