肝心な場面での失言が、度々批判の対象となってきたバイデン米大統領。今回、ウクライナのゼレンスキー大統領の名前をロシアのプーチン大統領と混同したとして、保守系メディアからツッコミが相次いでいる。
うっかりが出たのは12日、リトアニアの首都ビリニュスで発したG7の「ウクライナ支援に関する共同宣言」に伴うスピーチの最中。原稿を読み上げるバイデン大統領は、「Vladimir(ウラジーミル)と私は・・・」と言いかけた後、顔を上げて「そんなに慣れ慣れしくするべきではないか」と何やら小言を述べつつ、「ゼレンスキー氏と私は、我々が提供可能な保障の種類について話し合った」と続けた。
なお、ホワイトハウスのウェブサイトの書き起こしには、ヴォロディミル(Volodymyr )と、ゼレンスキー大統領の正確な名前が記載されている。