同氏も、バイデン氏を「成功し、有能な大統領」と評価しつつも、バイデン氏とカマラ・ハリス副大統領は、候補者として名乗りを挙げるべきではないと主張した。
バイデン氏がハリス氏をランニングメイトに選出したことや、ナンシー・ペロシ前下院議長の台湾訪問、ハンター氏が関与していたウクライナや中国での事業について「抵抗すべきだった」「ノーを言うのが不得手」だと指摘。「(大統領選を)撤退することで、ノーというチャンスが残されている」「自身のキャラではないだろうが、国にとって懸命な選択」だと提言した。
ハリス氏について、「単純に、党内からも支持を得ることができない可能性がある」と指摘。副大統領候補として、ロサンゼルス市長のカレン・バス氏や商務長官のジーナ・ライモンド氏を推薦した。
現時点では、バイデン氏に代わる明確な候補者は存在しないとしつつも、民主党は、トランプ氏を阻止することができる人物を探すことが重要だとしている。
トランプ氏の年齢は問題なし?
一方、バイデン氏より3歳年下のトランプ氏については、年齢を気にする支持者は少ないようだ。
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先のAP-NORCの世論調査では、トランプ氏が高齢すぎると回答した共和党支持者は、28%(全体では51%)だった。
候補者の名前を聞いた時に連想するフレーズとして、バイデン氏については「年寄り、時代遅れ、老人」など年齢に関するワードが1位を占めた。トランプ氏は「腐敗した、犯罪者、有害な」「嘘つき、信頼できない」といった言葉が上位を占め、双方にネガティブなイメージが強いことが示された。