マルケット大学ロースクールが実施した2024年大統領選の投票に関する世論調査では、バイデン大統領の支持率がトランプ氏、またはフロリダ州のロン・デサンティス知事を上回る結果となった。
バイデン氏(民主党)とトランプ氏(共和党)を候補者とした選挙が本日行われた場合、どちらに投票するかという質問に、43%がバイデン氏と回答。トランプ氏は33%だった。16%がその他の候補者に投票すると答え、6%は投票しないを選んだ。
バイデン氏とデサンティス知事の場合、バイデン氏が41%、デサンティス氏が33%を獲得。トランプ氏の場合よりも、差が縮まった。その他の候補者は18%、投票しないは6%だった。
バイデン氏の現在の仕事に関しては、過半数が不支持を示すなど、厳しい評価となった。
バイデン氏の仕事ぶりについて、強く支持すると答えたのは15%、やや支持するが31%だったのに対し、強い不支持が32%、やや不支持が21%となった。
共和党2人の好感度に関して、違いが鮮明となった。
トランプ氏に好意的意見があると答えたのは32%、好ましくない意見が67%、よく知らないが1%だったのに対し、デサンティス氏に対しては、好意的22%、好ましくない34%となる一方、よく知らないは44%で、好感度を覆す余地が大きく残されていることが示された。
バイデン氏の好感度は、好意的45%に対して、好ましくない51%と、2人に比べて差が少ないことがわかった。
党内の人気は?
ロイターとイプソスが12月に実施した世論調査では、共和党支持者の54%が、トランプ氏を次期大統領選の候補者として支持すると回答。トランプ氏が依然として強い影響力を保持していることが示された。一方、2位のデサンティス氏の支持率は11%で、トランプ氏に大きく水を開けられた。
マルケット大学ロースクールの調査は、1月10日から21日かけて、全国1,000人の成人に対して実施。誤差幅は±4%。