大ヒットコメディー「ビッグバンセオリー」2019年に終了

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22日、ワーナーブラザーズは、米CBSの大ヒットコメディ「ビッグバン☆セオリー ギークなボクらの恋愛法則」(The Big Bang Theory)が、9月放送のシーズン12をもって終了することを発表した。

高視聴率を誇る長寿ドラマ

2007年に放送を開始したビッグバンセオリーは、高いIQを誇るが、オタクで世間ずれした理系男子レナード、シェルドン、ハワード、ラージの4人組と、セクシーな美女らが巻き起こす恋愛や友情を描いたシットコム。
12シーズン終了後には、スタジオに観客を入れ撮影するマルチカメラシリーズのコメディとしては、テレビ番組史上最長の279エピソードを放送することとなる。

昨シーズンの視聴者数は、シーズン最高となる1,860万人となり、2017-2018シーズンのトップとなった。18-49歳の視聴率は4.4となる。(2位は、先日打ち切りが発表されたロザンヌ・バー主演の「ロザンヌ」)

これまでにエミー賞に52回ノミネートされ、作品賞の受賞歴はないが、10回受賞した。シェルドン役のジム・パーソンズ(Jim Parsons)(45)は、エミー賞で4度の主演男優賞に加え、ゴールデングローブ賞コメディ部門の主演男優賞も受賞している。

昨シーズンからは、若い頃のシェルドンを主人公にした「ヤング・シェルドン」(Young Sheldon)も高視聴率を記録していた。

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番組の人気とともに、出演者のギャラは高額となり、ビッグバンセオリーは、2017年に放送された中で、最も製作コストの高い番組と言われている。
主役のジム・パーソンズ、ジョニー・ガレッキ(Johnny Galecki)、ケイリー・クオコ(Kaley Cuoco)、サイモン・ヘルバーグ(Simon Helberg)、クナル・ネイヤー(Kunal Nayyar)らが新たに締結した契約金は、1エピソードあたり1,000万ドル(約1.1億円)とも報じられている。

ジム・パーソンズが降板を希望

終了の理由に関して、主演のジム・パーソンズが降板を表明しており、最も知られるキャラクターであるシェルドンなしに番組の継続は難しいという理由から、終了決定に至ったとエンターテインメント・ウィークリー(Entertainment Weekly)が報じた。CBSは、ギャラを上乗せし、2シーズン以上の更新について交渉を行っていたが、合意には至らなかったようだ。

24日、ジム・パーソンズは、自身のインスタグラムで6ページにわたって声明を発表した。
「この写真が、最後の24エピソードの最初となるというのは、受け入れがたい(本当に無理だ)。」と番組の終了を惜しみつつ、この番組を長く続けることができたのは、プレイメイトたちや、脚本家などのスタッフ、ファンたちのおかげだと深い感謝を述べた。自身が降板を表面した件については、触れられていない。

ファイナルシーズンの放送は、米国で9月24日からスタートし、来年5月で最終回を迎える。

Mashup Reporter 編集部
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