昨年87歳で亡くなった、元祖ストリートフォトグラファー、ビルカニンガム氏のブルーのジャケットやカメラ、自転車などの私物が、New-York Historical Society(ニューヨーク・ヒストリカル・ソサエティー、以下N-YHS)で、この春より常設展示されることが発表されました。
New-York Historical Societyとは
N-YHSは、メトロポリタン美術館よりも約70年前の1804年に設立された、ニューヨークで最も古いミュージアム。約160万点に及ぶ作品を所蔵し、アレクサンダー・ハミルトンや、南北戦争のグラント将軍とリー将軍、第二次世界対戦とNYCなど、ニューヨークとアメリカの歴史を紐解くアートや写真などの作品を展示しています。
展示内容は
NYタイムズによると、トレードマークのブルージャケットを始め、ストリート写真を撮るため愛用していたBiriaの自転車、Nikonのカメラ、200冊以上の本やスクラップ、Bergdorf Goodman (バードルフグッドマン)からプレゼントされたヘルメット、2009年にCartier(カルティエ)が作った”New York Living Landmark(ニューヨークの生けるランドマーク)”のプレートが展示されるという。
これらは、タイムズ紙で長らくアシスタントを務めていたJohn Kurdewanと、友人のLouise Doktor氏による寄贈とのこと。
これらのアイテムは、このミュージアムが以前より展示しているビル・カニンガムのコレクション”Facades“に追加されることとなり、常設展示されます。
詳細の時期については、追って発表される予定です。
New-York Historical Society
(ニューヨーク・ヒストリカル・ソサエティー)
www.nyhistory.org
場所:170 Central Park West
at Richard Gilder Way (77th Street)
New York, NY 10024 | MAP
時間:火-木・土10am-6pm 金10am-8pm 日11am-5pm(月休み)
☎︎: (212) 873-3400
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