マサチューセッツの連邦検察は10日、国内線の機内で隣に座っていた14歳の少女の目の前でマスターベーションをし、下半身をさらけ出したとして、ボストン在住の医師の男を逮捕、起訴したことを明らかにした。
逮捕・起訴されたのは、ボストンで内科医およびプライマリケアドクターを務めるスディプタ・モハンティ被告(33)。昨年5月27日、ハワイからボストンに向かうハワイアン航空の飛行機に女性とともに搭乗し、祖父母と一緒に旅行していた14歳の少女の隣に着席した。
検察の声明によると、少女は最初、飛行中の機内で毛布を首まで被った状態のモハンティ被告の足が「上下に跳ねる」のを目にした。その直後には、毛布が床に置かれ、自らのものをさらけだして自慰行為をしているのを目撃した。その後、少女は飛行機が到着するまでの間、別の席に移動した。ボストンに到着後、少女は家族に報告。警察に通報が寄せられた。
Law&Crimeが起訴状をもとに伝えたところでは、犯行時、同伴者の女性はモハンティ被告の肩にもたれかかって眠っていた。少女の祖父母も眠っていた。少女が目撃した内容について、「男は手を使って上下させていた。その後、射精した。未成年者Aは、男に降りかかる白いものを目撃した。その後男はズボンのファスナーを閉めて、立ち上がってトイレに行った」と説明している。
事件から約1年が経った今年の5月6日、FBIの捜査官らがモハンティ被告の自宅を訪問した。容疑を告げられると「手も声も震え、明らかに緊張していた」という。
捜査官の質問に、同伴した女性の頬にキスしただけだと主張した。単刀直入に自慰行為をしたかどうかを聞かれると、「そのような記憶はない」と答えたという。
罪状は、米国の特別航空管区で猥褻行為をした罪で、有罪になると最長90日間の禁錮、最長1年間の監視付き釈放、および罰金5,000ドルが科される可能性がある。
10日に出廷し、条件付きの保釈を認められたという。