ブルックリンのネイビーヤード(Navy Yard)にある16階建ての「ビルディング77」(Building 77)に、この秋新たなフードホールがオープンする。
1942年に建築された「ビルディング77」は、第2次世界大戦時に軍事施設として使用されていた倉庫で、面積は約100万平方フィート。ニューヨーク市が1億8,500ドル(約200億円)かけて改修した建物は、昨年11月に完成した。食品の製造施設や、オフィス、小売などの商業スペースとして使用される。
1階にオープン予定のフードホールには、100年以上の歴史を誇るユダヤ系デリの「ラス・アンド・ドーターズ」(Russ & Daughters)を始め、クイーンズのロングアイランドを拠点とする「トランスミッター・ブリュワリー」(Transmitter Brewery)、ベッドスタイのハイチキュイジーヌレストラン「グランドチャンプス」、(Grandchamps)、「ラスティック・タバーン」(Rustik Tavern)、「ピザ・ヤード」(Pizza Yard)、韓国料理の「ウィー・ラブ・ユー」(We Rub You)、インドキュイジーヌ「フード・サーモン」(The Food Sermon)、タコス料理「ジャラパ・ジャー」(Jalapa Jar)、コーヒーロースター「ブルックリン・ロースティング・カンパニー」(Brooklyn Roasting Company)などの出店が決定している。
Building 77
Building 77141 Flushing Ave, Brooklyn, NY 11205