差し押さえのNY人気ピザ店 営業再開

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税金滞納による店舗差し押さえにより、20日より閉店していたブルックリンの人気ピザ店「ディ・ファラ」(Di Fara)が、本日より営業を再開したことが分かった。ニューヨークポストが報じた。

ニューヨーク州税務局の広報担当ジェームズ・ガザレ(James Gazzale)氏によると、ディ・ファラのミッドウッド(Midwood)店は、16万7,000ドル(約1,780万円)以上の税金が未払いとなっていた。

ディ・ファラの会計士、Vinnie Cervone氏は、「支払い計画を提出していたが、未払金額の誤解が生じ、支払い損ねた。州は強制的に立ち入って閉鎖させましたが、そうすべきはなかった。まず、店と話し合いをすべきだった。」と地元メディアのgothamist述べた。

税務当局のガザレ氏も、話し合いが合意に至ったとして、差し押さえた物件はオーナーに返却したことを認めた。

NY州税務局のサイトによると、ディ・ファラはこれまでにミッドウッド店では、計163,520.02ドルの滞納金に対する2度の令状のほか、昨年ウィリアムズバーグのフードホールに開業した店舗にも2度令状が発行されている。

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差し押さえの情報を受け、ニューヨークのビル・デブラシオ(Bill De Blasio)市長は、「ニューヨークいち人気のピザ店は救済されなければならない。」と述べ、支援を行う意向をツイートした。
この発言に対し、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ(Andrew Cuomo)州知事は、「市長には州の税金を免除する法的権限はない」と反論を述べていた。

ディ・ファラは、1965年にイタリアからの移民、ドメニコ・デマルコ(Domenico DeMarco)さんが創業。ニューヨークのベストピザ店としての呼び声も高く、これまで人気シェフの故アンソニー・ボーデイン(Anthony Bourdain)や、レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)も同店のファンであることを公言している。

Mashup Reporter 編集部
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