「1950年代じゃない」ハリス氏、子供のいない女性への批判に反論

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カマラ・ハリス副大統領は6日、若い女性に絶大な人気を誇るポッドキャスター、アレックス・クーパー氏の番組「Call Her Daddy」に出演し、中絶の権利を中心に考えを語った。

トランプ政権で報道官を務めた後、アーカンソー州の知事に就任したサラ・ハッカビー・サンダース知事が先月のタウンホールで行った発言に言及。サンダース氏は、自分の3人の子供たちは「自身を謙虚にしてくれる。残念ながら、カマラ・ハリスは自分を謙虚にしてくれるものを持っていない」と語っていた。

ハリス氏は、「彼女は、ここには多くの女性がいることを理解していないと思う。一つは、控えめでいようとしない女性が数多くいる。二つ目には、人生に多くの愛と家族、子供たちのある女性が数多くいる」と反論。「私には血のつながった家族と、愛情による家族がある。その両方があり、本当に恵まれていると思う。私には、私をママラと呼んでくれるコールとエラという2人の素晴らしい子供たちがいる。極めて現代的な家族で、夫の元妻は私の友人でもある」と説明し、「家族はさまざまな形で成り立っている。私たちはみな、もう1950年代ではないということを分かっていると思う」と語った。

司会のクーパー氏は、トランプ氏のランニングメイト、JDバンス上院議員(オハイオ州)による「子供のいないキャットレディ」についても発言を求めた。

バンス氏は2011年、FOXニュースの番組で「この国は、民主党やコーポレート・オリガルヒ、自ら下した選択によって惨めな思いをしているチャイルドレス・キャットレディたちによって事実上運営されており、彼らは残りの人々をも惨めにしようとしている。利害関係のない人々にわれわれの国を任せるのはナンセンスだ」と主張していた。7月に動画が拡散され、女性蔑視だとして非難を浴びていた。

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ハリス氏は、彼らの考え方は「意地悪で、悪意がある」と非難。「大半のアメリカ人は、指導者の強さは、誰を打ち負かしたかではなく、誰を高めたかことが指標になるということを理解しているリーダーを求めていると思う」と語った。

中絶の権利に関して、3人に1人が中絶が禁止された州に住んでいると説明。人生や身体に関する決定について、「政府が人々に指図すべきではない」と主張した。

記者会見やインタビューの機会を設けないことで批判を浴びてきたハリス氏だが、投票日を1カ月後に控え、メディアツアーを開始した。

同番組に加え、CBSの報道番組「60 Minutes」やABCのトークショー「ザ・ビュー」、ハワード・スターンのラジオ番組、スティーヴン・コルベアの深夜番組への出演が報じられている。

Mashup Reporter 編集部
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