キャメロン・ディアス、下積み時代の「ヤバい」仕事とは

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先日8年ぶりに映画界に復帰すると報じられた女優キャメロン・ディアス(49)だが、ブレイク前にトンデモナイ仕事を経験していたことがわかった。

キャメロンはポッドキャストの番組「Second Life」で、90年代初頭にモデルとしてのキャリアを磨くため、パリに移住したものの「1年間、1日たりとも仕事がなかった」と厳しい生活を送っていたことを明かした。ようやく職を得たが、なんと薬物をモロッコまで運搬する「運び屋」の仕事だった。

空港では、鍵のかかったスーツケースを手渡され、中には衣装が入っていると説明を受けたが、現地に到着するまで、違法薬物だと気づかなかったという。モロッコに到着後、職員にスーツを開けろと命じられた時、バッグを渡された時のことがフラッシュバックし、とんでもない仕事を引き受けてしまったことに気がついた。

キャメロンはこの時、金髪の青い目、ダメージジーンズにプラットフォームのブーツ姿という出で立ちで、90年代でこの格好は「本当にヤバかった」と振り返った。「私のじゃない。誰のものか見当もつかない。私の仕事はパリでこれを受け取っただけ」と弁解したという。なんとか刑罰を免れ、無事に帰国することができたと明かした。運び屋が「パリでの最初で最後の仕事だった」と語った。

「ビッグ・チャンス」が舞い込んだのは、その直後だったという。「マスク」のプロデューサーが、ジム・キャリーと共演する女優を探しており、キャスティング・エージェントからアプローチを受けた。当初、元プレイメイトのモデル、アンナ・ニコル・スミスが候補として上がっていたが、キャメロンが見事ヒロイン役に抜擢された。デビュー作の「マスク」が大きな成功を収め、その後もロマコメ「メリーに首ったけ」が大ヒット。「チャーリーズ・エンジェル」と「バニラ・スカイ」で、ゴールデングローブ賞にノミネートされた。

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「ANNIE/アニー」(2014)に出演した後は、夫のベンジー・マッドクスと娘のラディックスちゃんとの生活を優先させるため、女優業を引退していた。

復帰を決意したのは、「アニー」の共演者ジェイミー・フォックスと、NFLのトム・ブレイディ選手から説得されたのが理由だった。なおブレイディ選手は引退を発表した後、1か月余りで現役に復帰している。ジェイミーはその時のやりとりをSNSで公開した。 2人は、ネトフリの新作映画「Back In Action」で再共演を果たすという。