ブロンクス出身の人気ラッパー、カーディ・B(Cardi B)は12日、政治家への転身に興味があることを明かした。SNSで「私は政治家になりたいと思っている。現政権には賛同できないけど、私はとっても政治が好きだからね。」と述べた後、「私は戦争ドキュメンタリーを見てるけど、いくら武器を持っていようとも、人がいないと始まらない。愛国心が欠如しているっていうのに、どう対抗して、戦争を始めようっていうの?アメリカ人でよかったって思ってる人なんて、ほとんど見たことないわよ。」と連投した。
さらに議員になるため、復学を検討していることも明かした。既に多くの考えがあり、学校を卒業後、みんなを驚かせるだろうと述べ、詳細は後日話したいとしている。
カーディBは先日も、米国とイランの間で緊張が高まる中、トランプ大統領を非難。「悲しいことに、この男がアメリカ人の命を危険にさらしている。トランプがやった中でも最も愚かな行為だ。私はいまナイジェリアの市民権を取得しようと思っているところ。」とSNSで発表し話題となった。
カーディ・Bは米政府予算の失効による政府閉鎖時など、トランプ大統領をたびたび批判している。2020年米大統領選の民主党候補の一人、バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員のキャンペーンビデオに出演し、ファンに投票を呼びかけるなど政治的な発言を強めている。