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キャンセルが止まらない 性的暴行疑惑の米俳優 ドラマ降板へ

ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の続編「アンド・ジャスト・ライク・ザット」(And Just Like That…)の放送開始直後、2人の女性から性的暴行を告発されたミスター・ビッグ役の俳優クリス・ノース。出演中だったCBSドラマ「イコライザー シーズン2」から降板したことがわかった。米複数メディアが報じた。

疑惑が浮上したのは16日。ハリウッドレポーターは、2004年と2015年に性的暴行を受けたとする2人の女性の告発記事を掲載した

クリス・ノースは同誌に、性行為は合意の上だったとして、女性らの主張は「全面的に誤り」と否定。さらに、告発のタイミングを疑わざるを得ない、と女性らの目的に疑問を呈した。

2004年、22歳の頃にレイプされたと告発したゾーイさん(仮名)は、被害を明かした理由について、続編が放送開始となり、クリス・ノースが再び脚光を浴びているのを見て、当時の記憶が蘇ったためと話している。

クリス・ノースは疑惑を否定したものの、その後、タレントエージェンシーとの契約が解消されたほか、自身のテキーラ・ブランド「Ambhar」の売却交渉が、白紙になったと伝えられた。

これに加えて、SATC続編ドラマの「パロディCM」が話題となったペロトン社も、広告の配信停止を決定した。

さらに18日、デイリービーストが、2010年に性的暴行を受けたとする3人目の女性の告発記事を掲載した。

クイーン・ラティファ主演の「イコライザー」で、クリス・ノースは、元CIA長官のウィリアム・ビショップ役を演じている。

デッドラインによると、ドラマは、第7話まで放送されている。クリス・ノースは、すでに撮り終えた次のエピソードを最後に、番組から姿を消すことになるという。

なおSATC続編では、クリス・ノース演じるミスター・ビッグが第1話で死亡するという、驚きの展開で幕を開けた。回想シーンでの登場を予定していたかもしれないが、製作陣にとっては、幸いだったかもしれない。

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