今シーズンで創立175周年を迎えるニューヨーク・フィルハーモニック(NYフィル)による夏の無料コンサート「Concerts in the Parks」。1965年に開催がスタートした伝統あるコンサートで、ニューヨーカーやツアー客の間で、最も人気の高いイベントの一つとなっている。
現在NYフィルで音楽監督を務めているアラン・ギルバート(Alan Gilbert)氏は、今シーズンで退任することが公式発表されており、今回が最後のパーク・コンサートなる。
6月14日(水)に開催されたセントラルパークのコンサートは、「遠き山に日は落ちて」で知られる、ドヴォルザーク作曲の交響曲第9番「New World Symphony(新世界より)」の「Goin’ Home」よりスタート。今年は、全員で合唱するパートも設けられた。
ドボルザークの「交響曲第9番 新世界より」に続き、人気ミュージカル「ウエスト・サイド物語」よりバーンスタイン作曲の「シンフォニック・ダンス」。ラストは、ガーシュイン作曲「パリのアメリカ人」で幕を閉じた。最後は約6分間にわたる花火が打ち上げられ、鑑賞に訪れた観客を湧かせた。
コンサートは、6月18日(日)まで開催される。
Advertisement
New York Philharmonic Concerts in the Park ニューヨーク・フィル・コンサート・イン・ザ・パーク