テキサス州のコーパスクリスティにあるバンク・オブ・アメリカ(Bank of America)のATMに、人が閉じ込められるという騒動が起きた。
各メディアの報道よると、閉じ込められたのはATMの鍵の交換に訪れた業者の従業員。詳細は明らかにされていないが、鍵の交換工事を完了した後に、なんらかの理由でATMの裏側に設けられた部屋から出られなくなってしまった。
従業員は、ATMを利用する人々に、レシートの取り出し口から、手書きのメモで助けを求めた。しかし、ジョークや悪ふざけだと思われたのだろう、本気に受け止められず、2時間にわたって閉じ込められてしまった。最終的には、メモを受け取った利用者が警察に通報し、無事に救出された。
メモ:「助けて。ここに閉じ込められてしまって、電話も持っていないんだ。どうか、私の上司に電話してください。」
地元警察によると、現場に到着した際、助けを求める小さな声が内側から聞こえたが、他の利用者と同様、隠し撮りか何かのいたずらだと思ったという。
なお、閉じ込められてしまった従業員は携帯電話を車の中に置き忘れてしまったため、自力で会社に連絡をすることができなかった。
地元警察のスポークスマンは、レシート口からメモで助けを求める方法を思いついた従業員を「なかなか、利口だ」と話した。
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