焼かないクッキー?クッキー生地をそのまま食べる店「Dō」

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クッキーを焼かずに生のままでデザートとして提供する専門店「ドゥ」Dō(Do)が、初めてニューヨークにオープンした。クッキー生地は、アメリカではクッキー・ドゥ(Cookie Dough)という名称で、スーパーでも販売されている。生地をオーブンで焼くのが通常の方法だが、焼かずにそのまま食べることも人気で、アメリカでは、クッキードゥのドリンクやアイスクリームなどのスイーツも販売されている。

ニューヨーク初の専門店

Dōの創業者は、ミズーリー州出身のクリステン・トムラン(Kristen Tomlan)さん。大学卒業後、ニューヨークのブランドコンサルティングファームで忙しく働く一方で、工夫を凝らしたクッキードゥ作りをスタート。オンラインでの販売を始めたところ、ソーシャルネットワークを中心に大きな話題となり、ニューヨーク初のクッキードゥ店を開業するに至った。

お店の場所は、学生で賑わうグリニッチ・ヴィレッジのワシントンスクエアパーク近く。アイスクリームパーラーのように、さまざまなフレーバーのドゥーが陳列される。パステルカラーの店内には、イートインのスペースが約15席ある。

Cookie Do
©mushupNY

豊富なフレーバー

クッキー・ドゥのフレーバーのバリエーションはブラウニーやチョコチップなどの12種類。好きなトッピングを添えてカップやコーンで食べられるほか、アイスクリームサンデーやミルクシェイクにしたメニューも提供する。

cookie do sundae
©mushupNY

アイスクリームサンデー(10ドル)。ベイクドクッキー、クッキー・ドゥ、アイスクリームを各種フレーバーから選ぶ。アイスクリームは、ブルックリン発のブルーマーブルアイスを使用。

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ドゥーは生で食べても安心?

細菌による感染を抑えるため、アメリカでは食品医薬品局(FDA)が、処理の施されていない小麦や卵を含む食品を食べないようにと注意が促されている。同店では、生地に殺菌処理を施した卵と熱処理をした小麦粉を使用し、FADの基準をクリアしており、安心して食べることができるとしている。
ドゥーは、今まで食べたことのないとなっている、ユニークな味わい。行列の絶えない話題のスイーツなので、ぜひトライしてみよう。

住所:550 LaGuardia Place New York, NY, 10012, 地図
URL:https://www.cookiedonyc.com

Osamu F. MahupReporter.com
福崎 治 / Mahup Reporter 運営・編集責任者。ご意見、ご要望はメールにてinfo@mashupreporter.com