NY市の野球場「シティフィールド」メガワクチン会場オープン。供給不足が課題に

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10日、ニューヨーク市クイーンズ区にある野球場「シティ・フィールド」に、ワクチン接種会場がオープンした。クイーンズの住民のほか、市内の飲食業の従事者とタクシーリムジン協会の運転手を対象にワクチン接種を行う。

会場では、7日間24時間サービスを提供することができるとしているが、ワクチンの供給不足により、今週は水曜から土曜までの週4日間に限定する。今週の供給量はわずか800回だという。来週は4,000回に増える予定。ワクチンの供給が十分な場合、1週間に35,000回のワクチン接種が可能となるという。

シティフィールド ワクチン

会場には、何度も予約を試みているが、全く予約できないと不満を語る女性や、インターネットがなく予約方法が分からないため、直接会場を訪れたという女性が見受けられた。
現在ニューヨーク市では、人々の密を避けるため、ウォークインでの接種は受け付けていない。全てオンラインもしくは電話(877-VAX-4NYC)で事前予約が必要となる。

ブロンクスにあるヤンキースタジアムのワクチン会場は州が運営しており、1週間で15,000回の予約を受け付けている。

クイーンズ区長のドノヴァン・リチャード氏は、クイーンズでは7,000人が亡くなっており、さらなるワクチンが必要だと訴えた。デブラシオ市長は「州が要望に反応しないことがある」と述べ、ワクチンの管理を市に任せるべきだと主張している。

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ニューヨーク州のクオモ知事は同日、クイーンズのジャマイカにあるヨークカレッジ(York College)とブルックリンのメドガーエバーズカレッジ(Medgar Evers Colleg)に州が運営するワクチン会場をオープンすると発表した。

Mashup Reporter 編集部
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