90年間前から使用されてきたニューヨークのアイコン(?)、メッシュのゴミ箱とついにお別れ。
ニューヨーク市衛生局 (DSNY)は4日、新たなゴミ箱のデザインを発表した。コンペティションを勝ち抜いたのは、ブルックリンが拠点のデザイン会社「グループ・プロジェクト」(Group Project)。
ゴミ箱は丈夫なプラスチック製で、作業員が回収しやすいよう、重量は4.5から5.5キロと従来の約半分に軽量化。持ち手も2箇所から8箇所に増えた。リサイクル表示は認識しやすくなった。
新ゴミ箱は、まず5番街の88ストリートから92ストリートの間に試験的に設置する。その後、必要に応じてデザインの再調整を施し、大量生産する。
DSNYによると、現在のメタル製メッシュのゴミ箱は1930年代にデザインされたもので、約2万3,000点設置されているという。
