ツイッター買収の動向が注目されるイーロン・マスク氏は30日、11月の中間選挙で共和党に投票することを改めて宣言し、その理由について明らかにした。
今回マスク氏は、ユーザーのコメントに返信する形で、これまでヒラリークリントンとバイデンに献金をし、票を投じてきたとした上で、「私に対する民主党指導者によるいわれのない攻撃と、テスラとスペースXに対して浴びせた冷や水を考えると、11月に共和党に投票するつもりだ」と語った。
マスク氏はその後、10万人を超えるテスラとスペースXに対する民主党の攻撃と題したリストを提示。EV車の税制優遇措置をめぐる問題、ゼネラルモーターズやフォードなどを招いて開催されたホワイトハウスのEVイベントで、テスラが除外されたこと、道路交通安全局(NHTSA)がテスラに批判的なミッシー・カミングス氏を顧問に迎えたことなどを挙げた。
マスク氏は約2週間ほどまえのツイートでも、共和党に鞍替えする意向を示し、この時は民主党が「分断とヘイトの党」になったからだと説明していた。