ニューヨークの代表的な観光名所、エンパイア・ステート・ビルディング展望台が、20日より再オープンする。
州が定める経済再開の第4段階では、感染リスクの低い植物園や美術館など屋内外の美術・エンターテインメント施設が含まれる。
同施設を運営するエンパイア・ステート・リアルティ・トラスト(ESRT)のAnthony E. Malkin会長は声明で「我々は世界に知られるニューヨークのシンボルを再開する。–ニューヨークが回復力が早く、未来は有望である。」と語った。
新型コロナウイルスの感染防止対策として、体温測定の実施や定員を通常の20%に制限し、ソーシャルディスタンスを確保する。
入場に関して
- 入場の際は体温測定を行い、38℃(100.4℉)以上の場合は入場できない。館内ではマスクやフェイスカバーの着用が義務付ける。
- 営業時間は、午前8時から午後11時まで。事前にオンライン(esbnyc.com)でのチケット購入が必要となる。
- 6500平方メートルの展望台に入場できる人数は、500人に制限する。
ESRTは昨年12月、1億6500億ドルのリノベーションを完了した。102階の展望台が改装されたほか、キングコングのアトラクションや、建設当時のニューヨークの様子を振り返ることができるエキシビジョンなどが加わった。
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今年の独立記念日の花火大会は、人々の密集を避けるため1週間に渡り、コニーアイランドやタイムズスクエアなど、市内のランドマークで花火大会を実施した。4日当日は、エンパイア・ステート・ビルディングで豪快なフィナーレを迎えた。