英国王戴冠式 ヘンリー王子「一人で出席」の可能性も、専門家

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5月に営まれるチャールズ英国王の戴冠式をめぐりヘンリー王子夫妻の出席の有無が注目される中、故ダイアナ元妃に10年以上仕えた元執事が、ヘンリー王子だけが出席 する可能性に言及した。

ダイアナ元妃の執事を1997年の死の直前まで務めたポール・バレル氏(64)はネットメディアCloser Magazineのインタビューで、ヘンリー王子夫妻の戴冠式出席をめぐる噂に言及。英王室を離脱した2人を招待したことで、チャールズ国王は「高い地位を確立した」とした上で、「2人そろって出席すれば、相当居づらいだろう。メーガン妃にとっては特に」と語った。

さらに、「そんな空間にいられるほどメーガン妃は勇敢でも強くもないと思う。自分が犠牲を強いてきた家族と目を合わせなければならないのだから」と、メーガン妃の出席は考えにくいとの見解を述べた。

ただ、「ヘンリー王子は1人で出席するかもしれない。恐らくメーガン妃は、ヘンリー王子が出席しても自分はそばにいられないと伝えていると思う」と、ヘンリー王子単独で出席する可能性を示唆した。

英王室からはすでに2人のもとに招待状が届いていることが公になっている。あとはヘンリー王子とメーガン妃次第で決まる、とバレル氏は語り、その上で、ヘンリー王子が「自分の母親が居るはずだった場所」にカミラ王妃がいるのを目の当たりにするのは辛いだろう、とも付け加えた。

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ヘンリー王子は今年1月に回顧録「スペア」を発表。英王室の知られざる秘密やプライベートな会話などを赤裸々につづり、世界中で話題を呼んだ。

著書のプロモーションの一環で出演したCBS「60ミニッツ」のインタビューでは、カミラ王妃を「悪役」と呼び、チャールズ国王とダイアナ妃の間に割って入った“3人目”などと位置づけている。

ヘンリー王子はエリザベス女王から贈られた邸宅「フロッグモアコテージ」の立ち退きをチャールズ国王から命じられたが、原因はカミラ王妃への暴言とも言われる。

ヘンリー王子とメーガン妃の広報担当は、戴冠式出席に関し「現在の決定」は「明かされない」としているが、2人が出席すれば王室メンバーから冷遇される可能性を指摘する声もある。

ある王室関係者は英紙デイリーメールの取材で、「王室の親族の一人が『(ヘンリー王子夫妻が)アイスランドにでも座っていてくれればいい』と言っていた」と暴露。「戴冠式で顔を合わせることになるのは仕方ないが、交流はしたくないというのが王室メンバーの本音だ」と語った。

Mashup Reporter 編集部
Mashup Reporter 編集部です。ニューヨークから耳寄りの情報をお届けします。