先日、ケンジントン宮殿で開催された故ダイアナ妃の像の除幕式で再会した英国王室のウィリアム王子とヘンリー王子。3月にヘンリー王子・メーガン妃夫婦が行なったオプラ・ウィンフリーとの暴露インタビュー番組以降、確執がさらに深まったと伝えられている2人だが、当日は互いの間の緊張を見せず、特にヘンリー王子は「陽気」で、楽しんでいるようだったという。なお、4月にフィリップ殿下の葬儀で再会した際には、二人の間で口喧嘩が勃発したと伝えられていた。
式典を終えたヘンリー王子は、この日、スコットランドを訪問していたエリザベス女王の帰りも待たず、メーガン妃と2人の子供が待つ米国に戻ったというが、専門家は、今回の訪英が心境の変化をもたらすだろうと予測している。
ヘンリー王子 最後は家族が必要
デイリーメールによると、「Prince Harry: The Inside Story」の著者、ダンカン・ラーコム氏はOK Magazineに、ダイアナ妃を追悼する特別な状況で兄にあったことは「放棄したものすべてについて、疑問を投げかけることになるだろう」と話した。
ラーコム氏は、「家族との関係を完全に犠牲にした」ヘンリー王子は、アメリカ生活を満喫しているが「まだハネムーンの段階」と主張。今のところは「メーガン妃のやり方で、彼女を優先している」と述べつつ、「最終的に家族を求め、必要とするだろう。彼らは肉親なのだ」と話した。
ヘンリー王子とメーガン妃は英王室離脱表明から約1年が経った2月、離脱を最終決定とし、公務に戻らないことを発表。現在は2人の子供と共に、米国のカリフォルニア州で暮らしている。
ラーコム氏はまた、ネットフリックスやスポティファイとの高額契約などが報じられた夫妻は、いまだに王室のブランドを利用しており、王室ブランドを売り続ける限り、ウィリアム王子と話し合いは困難だろうと指摘。
しかしこの先、ヘンリー王子にはメーガン妃の世界と自分の家族との間で引き裂かれる時が訪れ、夫妻は「王室とうまくやり、結婚生活を維持するためにでさえ、妥協をせざるをえないだろう」と、王室に歩み寄る可能性を語った。