2001年9月11日に起こったアメリカ同時多発テロ事件より15年が経過します。今回は、セプテンバー11で父を失った息子トーマスが、父の遺品から偶然見つけた鍵をきっかけに、様々な人との出会いを通じて、再生していくストーリー『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(2011米国公開)のフィルムロケ地をご案内します。
ストーリー
911で父親を失った息子オスカー(トーマス ホーン)が、ある日、父トーマス(トム ハンクス)のクローゼットの中にあった青い花瓶から、Blackと書かれた封筒に入った鍵を発見する。オスカーは、 ロックされた秘密の扉を開けるため、ニューヨーク中の”ブラックさん”を探す旅に出かける。
バーニー グリーングラス(Barney Greengrass)
父トーマスとオスカーがいつも食事を取っていたデリ。おばあさんの”同居人”であるおじいちゃんと、待ち合わせをする場所もここです。1908年創業の老舗ジューイッシュデリ、バーニーグリーングラス。映画の撮影でもよく使用されており、『ユーガットメール』『レボリューショナリーロード』などでもおなじみのお店です。
[su_label]住所[/su_label]541 Amsterdam Ave, New York(West 86th Street)
父トーマスのジュエリーショップ(The Schell’s Apartment)
こちらは実在のジュエリーショップが使用されています。
[su_label]住所[/su_label]2586 Broadway (btw West 97th & 98th Streets)
息子オスカーのアパートメント(The Schell’s Apartment)
こちらも実在のアパートメント。トーマスのジュエリーショップのすぐ近くです。
[su_label]住所[/su_label]215 West 98th Street and Broadway, Manhattan.
セントラルパーク(Central Park)
こちらは、セントラルパーク南東側のロック上(眼下に遊園地が見えます)。6番目のボロー(地区)を探すゲームをする場所、父親からのメッセージを発見するブランコ、出会ったブラックさんたちに手紙を書く場所など多数登場します。
[su_label]住所[/su_label]Central Park
マンハッタンブリッジ(Manhattan Bridge)
トーマスが”ブラックさん”を探すため、マンハッタンからブルックリンに向かう際に利用するブリッジ。
ブリッジから見えるワンワールドトレードセンター
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
“Extremely Loud and Incredibly Close”(2011)
監督:スティーブン・ダルドリー Stephen Daldry 『リトル・ダンサー』 『めぐりあう時間たち』
脚本:エリック・ロス Eric Roth 『フォレスト・ガンプ/一期一会』
原作:ジョナサン・サフラン・フォア『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
出演者:トム・ハンクス Tom Hanks,サンドラ・ブロック Sandra Bullock,トーマス・ホーン
音楽:アレクサンドル・デスプラ Alexandre Desplat