米国の人気ハンバーガーチェーン「ファイブ・ガイズ」（Five Guys）のバーガーセットの価格に国民から悲鳴が上がっている。
金融系インフルエンサー@WallStreetSilvが、「歯止めが効かない」とXにシェアしたレシートには、ベーコンチーズバーガーとドリンク、フライドポテトのセットがチップ込みで24.10ドル（約3,500円）と記載されている。投稿主は「$12から$15なら許されるけど、24ドルは度を越している」と加えた。
ファイブ・ガイズは、競争の激しいバーガー業界で「ブランド・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれたことがある人気チェーン店。オーダーを受けた後に、店内の鉄板で一枚づつ焼き上げる肉厚のパテはジューシーで美味しい。
この投稿には「ポテトで5ドルは強盗」「ファイブ・ガイズはインフレによりファイブ・タイムズになった」「手の届かない値段になったからもう行っていない」などのコメントが多数投稿されている。チェーン店でなぜチップを支払う必要があるのか？という意見も多い。
マクドナルドの商品価格も上昇している。Xには最近、エッグマフィンサンドが7.29ドル、ビッグマックのコンボが17.69ドルと記載されたレシートやメニューが投稿され話題となった。
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同社のクリス・ケンプチンスキーCEOは今年2月、アナリスト向けの収支報告会見で「主戦場は低所得層の消費者」にあるとして、2024年は「手頃な価格帯」の商品に注目を向けたいと語っている。
ただし、カリフォルニア州では4月より、ファーストフードチェーン店の最低賃金が20ドル（3,000円）に引き上げられることから、一部の店舗では価格が上昇する可能性も指摘されている。バーガーの価格上昇はすぐには収まりそうにない。