来年米国で公開される「ゴーストバスターズ」続編「Ghostbusters 2020」に、ビル・マーレイ(Bill Murray)が、オリジナル作品のピーター・ヴェンクマン博士役で出演することが分かった。レイモンド役を演じるダン・エイクロイド(Dan Aykroyd)が、ラジオ番組「The Greg Hill Show」で明らかにした。
「ゴーストバスターズ 2020」は、アイヴァン・ライトマン(Ivan Reitman)監督による1984年米公開のオリジナル映画『ゴーストバスターズ』(Ghostbusters)の続編として製作された。
ライトマン監督の息子で、『JUNO/ジュノ』などを手がけたジェイソン・ライトマン(Jason Reitman)が監督と共同脚本を務める。
ビル・マーレイのほか、シガニー・ウィーバー(Sigourney Weaver)、アーニー・ハドソン(Ernie Hudson)、アニー・ポッツ(Annie Potts)なども出演するという。ダン・エイクロイドは続編に関して「ジェイソン監督は、最初の2作品からDNAを抽出し、次世代に語り継がれる、素晴らしいこころあたたまる脚本を書いた。」とラジオのインタビューで語っている。
2016年には、メリッサ・マッカーシーやケイト・マッキノンら女性を主人公に起用したポール・フェイグ監督のリブート作品「ゴーストバスターズ 」(Ghostbusters: Answer the Call)が公開されたが、全米初登場第2位だった。
同氏は昨年の新作発表の際、再びゴーストバスターズのファンを取り戻すと発言し、2016年のリブート作品のファンから非難を浴びた。
批判を受け、ライトマン氏はリブート作品は素晴しい作品だったと述べ、フェイグ監督もライトマン氏は映画製作を支援してくれたと擁護している。
新たな若手スターも起用
Independentによると、続編にはポール・ラッド(Paul Rudd)キャリー・クーン(Carrie Coon)、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のフィン・ヴォルフハルト(Finn Wolfhard)、マッケナ・グレイス(McKenna Grace)が新たなキャストとして加わっている。
「ゴーストバスターズ 2020」は全米で来年7月10日に公開される。