NYパノラマビューを楽しむ ガバナーズアイランド

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マンハッタンの南端からフェリーで約10分。夏の間だけ解放される、ガバナーズアイランド(Govenor’s Island、ガバナーズ島)に、7月19日(火)に新たな観光スポット「ザ・ヒルズ」(The Hills)が誕生した。

Jazz Age Lawn Party(ジャズエイジローンパーティ)や夏のイベントで知られているガバナーズ島。これまで200年もの間、一般人が立ち入ることができなかった10エーカーのスペースに、廃材を使用して作られた人口の丘「ザ・ヒルズ」がこの度公開。ニューヨークの前市長マイケルブルームバーグ氏から引き継がれた約7,100万ドル(約71億円)の公共プロジェクトが、10年の歳月を費やし、遂に完成した。

ガバナーズアイランド
©mashupNY
©ニューヨークおみやげガイド
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これらはニューヨークを拠点として活動する景観設計の専門家であるLeslie Koch氏の設計によるもので、4つの小高い人口丘から、ニューヨークハーバー、ロウワーマンハッタン、ブルックリン、ニュージャージースカライン、そして自由の女神の美しい景色が楽しめる。

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それぞれの丘は、リラックスやディスカバリーなど、テーマが設けられており、高さ21mにもなる最も高い丘からは、360度の絶景が望める他、スライドと題された丘では、17mもの長さの滑り台が設置されるなど、子供から大人まで楽しめる工夫が凝らされている。

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ガバナーズアイランドとは

0.7平方キロメートルほどの小さな島で、マンハッタンの南端から730メートルほどの距離に位置しています。その立地条件から、アメリカ独立戦争時にアメリカ軍の防御戦の要衝に使用された他、米軍の駐屯地や沿岸警備隊の施設として使用されてきた島。現在は、一部エリアを除き、夏季限定で一般に開放されている。手入れの行き届いた美しい景観が保たれており、レジャーや観光スポットとして人気となっている。

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ガバナーズアイランド楽しみ方

島一面には美しい芝生がひろがり、子供向けの遊具なども充実しており、家族連れの週末のレジャーやちょっとしたピクニックにぴったりだ。フェリーで10分ほどで移動できるため、ウォールストリートやグランドゼロの観光のついでに訪れてみるのもおすすめ。
趣きのある建物や360度のパノラマビューは、記念撮影スポットとしても人気となっている。島ではレンタル自転車やcitibike(シティーバイク)も用意されており、リバーを眺めながらサイクリングを楽しむことができる。フードトラックエリアもあり、軽食やドリンクの飲食も可能。

アクセス

マンハッタンのサウスフェリー、またはブルックリンのBrooklyn Bridge Park’s Pier6から往復フェリーが運航中。片道10分ほどで、チケット価格は往復2ドル。

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この島は、車やペットの侵入が禁止されており、潮風を感じながら、静かでおだやかな時間を過ごすことができる。ガバナーズアイランドは、夏の期間(2018年は5月1日から9月25日まで)のみ、オープン時間は毎日10時から6時まで。夏季にニューヨークに来られる人は、ぜひプチ旅行に出かけてみよう。

今回オープンした「ザ・ヒルズ」(The Hills)を始め、ガバナーズ島の様子を動画でご紹介。