米国グリーンカード抽選プログラム 申請方法&申請サポートのご案内

米国では毎年約5万5,000人の外国人に抽選を通じてグリーンカードが発給されます。米国への移住をお考えの方にとっては、選択肢の一つになるのではないでしょうか。申請方法と当サイトの申請サポートサービスをご案内いたします。

*2026年度(DV 2026)の申請期間が発表になりました。申請期間は、米国東部標準時の10月2日正午から11月5日の正午です。

グリーンカード抽選プログラム 概要・申請方法

グリーンカードの抽選とは​

グリーンカードの正式名称は「a Permanent Resident Card」といい、保持者は米国に永住して働くことが許可されます。グリーンカードを取得する代表的な方法には、米国市民または合法的永住者である近親者がスポンサーとなる方法、米国の雇用主がスポンサーとなって申請する方法、今回ご案内する抽選による方法があります。
抽選は米国務省が主催するDiversity Immigrant Visa Lottery(多様性のための移民くじ)で、その名のとおり移民の多様性を推進するために実施されるプログラムです。応募期間は例年10月から11月の1ヶ月間程度で、コンピューターの抽選によってランダムに選ばれます。同プログラムを通じて最終的に発給されるグリーンカードの上限は5万5,000人と定められています。

グリーンカード抽選 応募資格

国籍

過去5年間に5万人以上の移民(ここではグリーンカードの取得を意味します)を送っていない国で生まれた方のみに応募資格が与えられます。日本はこの条件に該当するため、日本で生まれた方は応募資格があります。

出生した国が不適格でも以下の場合、申請が可能です。

・配偶者の生まれた国が適格である場合。配偶者と一緒に申請し、申請時に配偶者の出生国を選択できる。

・両親のどちらかが自分の生まれた国の出生でないか、または、自分の出生時にその国の居住者でない場合、申請時に母親または父親の出生国を選択できる。

学歴

高校卒業程度の学歴もしくは過去5年以内に2年間以上、少なくとも2年の訓練を要する職業に就いていなければなりません。学歴は小学校から数えて12年間の教育を完了していることと定義されており、高卒認定試験(旧大検)は試験に受かったというだけではこの要件を満たしません。

グリーンカード抽選の申請期間

国務省の専用サイトからオンラインで申請可能で、毎年10月ころに1ヶ月間程度の申込期間が設けられます。2026年発給分の応募は2024年10月2日に始まり、11月5日に締め切られます。応募は法律により1人1回と決められています。

グリーンカード抽選 申請方法

オンラインのエントリーフォームから申請します。申請費用は無料で、内容は生年月日などの個人情報に加えて、国務省の指定する規定に準拠した顔写真を登録します。
提出するデジタル画像には以下のような規定が設けられています。
・カラー

・画像のサイズ:最低600px X 600px〜最大1200px X 1200pxの正方形

・顔が画像の50%〜69%を占めること

・目の位置が画像の底辺から56%〜69%の位置にあること

・背景は無地の白、自然な表情で制服ではなく普段着で撮影すること

・家族(配偶者とお子さま)の画像も登録しなければならない

申請を完了すると、認証番号(Confirmation Number)が発行されます。当選した場合でも米国務省から連絡があるわけではありません。当選発表時(毎年5月)に、応募者ステータスチェックページでご自身で確認しなければなりません。その際に先述の認証番号が必要となります。万が一忘れた場合、応募時のメールアドレスを使って確認する方法がありますが、プリントアウトをして保管するようにしましょう。
なお当選確率は1%弱で、夫婦でそれぞれが申請するとわずかに確率があがります。当選者には当選番号が割り振られますが、実は当選者全員がグリーンカードを手にできる保証はありません。番号が後ろの方である場合、自分の番号が回ってくる前に定員に達してしまうと手続きを締め切られてしまいます。

参考リソース

DVプログラムエントリーフォーム:https://dvprogram.state.gov/

国務省公式ページ:https://travel.state.gov/content/travel/en/us-visas/immigrate/diversity-visa-program-entry/diversity-visa-submit-entry1.html

DV2026 インストラクション:https://travel.state.gov/content/dam/visas/Diversity-Visa/DV-Instructions-Translations/DV-2026-Instructions-Translations/DV%202026%20Plain%20Language%20Instructions%20and%20FAQs.pdf

写真の要件:https://travel.state.gov/content/travel/en/us-visas/visa-information-resources/photos.html

写真の例:https://travel.state.gov/content/travel/en/us-visas/visa-information-resources/photos/photo-examples.html

当サイトでは、ご自身で申請するのが不安な方に、英語による規定を理解したスタッフが手続きを代行いたします。下記の流れをご一読の上、お申し込みください。費用はお1人1通あたり、3,500円となります。なお、サービスは当選確率を上げるものではありません。あらかじめご了承ください。

申請手続き代行の流れ

1 申請資格の確認

□ 日本国籍を有している。または下記の国以外の国籍保持者である。

応募資格の対象外:バングラデシュ・ブラジル・カナダ・中国・コロンビア・キューバ・ドミニカ共和国・エルサルバドル・ハイチ・インド・ジャマイカ・メキシコ・ナイジェリア・パキスタン・フィリピン・韓国・ベネズエラ・ベトナム

□ 高校を卒業している。

2 申し込み

 

上記の2つの条件に該当する方は、以下の申し込みフォームに記入し、送信してください。

*送信後すぐに確認のメールが届かない場合、迷惑フォルダに入っている可能性がありますので、ご確認ください。

3 お支払い・申請情報の提出のご案内

申し込みフォームの送信後、決済手続きのご案内をメールにて差し上げます。費用はお1人1通あたり、3,500円となります。決済完了後、申請情報のご案内をメールにて差し上げます。案内に沿って必要な情報・写真を用意し、提出してください。

4 当社にて申請。完了のご報告

ご提出いただいた情報をもとに当社が申請を代行します。申請の完了後、申請された内容と個々に割り振られる認証番号「Confirmation Number」の記載された文書をメールにてお送りいたします。 Confirmation Numberは抽選の当落の確認に必要となりますので、発表日まで大切に保管してください。

*当選された後の手続き、または申請資格についてご相談のある方は、米国移民法専門の弁護士をご紹介いたします。お問い合わせください。
*申請サポートは法的なアドバイスを提供するものではありません。法的な助言やアドバイスがご必要な方は弁護士など専門家にご相談ください。

お問い合わせ:info@mashupreporter.com