8日に配信がスタートしたヘンリー王子とメーガン妃のNetflixドキュメンタリー「Harry and Meghan」。2年前の契約報道から、満を持しての公開となったが、米国民の2人に対する関心は、冷めつつあるのかもしれない。
英紙サンが、英視聴率調査会社BARBのデータを元に報じたところによると、英国での視聴者数は、第1話が240万人、第2話は150万人、第3話は80万人だった。王室ドラマ「ザ・クラウン」の初日の視聴者数は110万人で、英国民の関心の高さがうかがえる。
一方英国の約5倍の人口を持つ米国では、初日の視聴世帯は100万にも及ばず、サンは米国では「大コケ」だと伝えた。
ちなみに昨年3月に放送された司会者オプラ・ウィンフィリーとの暴露インタビューは、米国の視聴者数は1,780万人、英国は1,330万人だった。
なおNetflixでは、公開翌日は米国で第1位を獲得していたが、11日には「アダムス・ファミリー」のリブート作品「ウェンズデー」にトップの座を奪われ、第2位となっている。
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一部の批評家からは、辛口のコメントも寄せられている。英タイムズのコラムニスト、キャロル・ミジリー氏は「夫妻からの爆弾発言はなく、目新しくもなかった」と酷評。「私がNetflixなら、お金を返して欲しいと思うだろう」と加えた。
夫妻とNetflixが2020年に交わした契約金は、1億ドル以上と伝えられている。
同社は今後、夫妻と契約を継続する意向はないという。情報筋は同紙に、現在のドキュメンタリーとヘンリー王子が主催するインヴィクタス・ゲームに関連する番組「Heart of Invictus」以外に、新たな番組の制作予定はないと語っている