英王室離脱後、テレビや書籍で王室批判を展開したヘンリー王子とメーガン夫妻だが、今後は王室バッシングを差し控える意向だという。英紙サンに関係者が明かした。
夫妻は2021年3月に放送された大物司会者オプラ・ウィンフリーとの独占インタビューを皮切りに、昨年末配信のネットフリックスのドキュメンタリーシリーズ「ハリー&メーガン」や、今年初頭に発売されたヘンリー王子の回顧録「スペア」の中などで、英メディアの報道のあり方や王室の体質を批判していた。
関係者はサンに「彼らの時代は終わった。もう言うべきことはなにもない」と明かし、王室叩きを止めるのは、ネタが尽きたことが理由だと語った。
自分たちのストーリーを世間に発信してきたものの、二人に対する支持率は、英国だけでなく米国でも低下している。夫妻の振る舞いは風刺のネタにされ、米人気アニメ「サウスパーク」は、プライバシーを尊重するよう求めながら、メディアの露出をやめない二人を皮肉るエピソードを公開し、話題になった。
イメチェン?
メーガン妃は4月、ハリウッドの大手タレントエージェンシーWMEと契約を締結し、新たなキャリアを模索しているという。サンは、エージェントから、私生活をさらけだす必要はないと助言された可能性があると指摘している。
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社交界をカバーするジャーナリストによると、メーガン妃は最近、夫を伴わず、ロサンゼルスで開催されるパーティに頻繁に顔を出しており、セレブとの交流を深めているという。
一方のヘンリー王子は、ドイツで9月に開催される退役軍人のためのスポーツ大会「インビクタス・ゲーム」の準備に時間を割きたいと考えており、夫妻は今後「別の道を進む」ともみられている。