ヘンリー王子とメーガン妃は、故エリザベス女王の国葬に参列した後、米国に帰国する際、バイデン大統領夫妻らが利用する大統領専用機エアフォースワンへの「相乗り」をリクエストしていたという。デイリーメールが関係者の話を元に伝えた。
夫妻の申し出は、バイデン氏のスタッフによって「即座」に却下された。関係者によると、検討すらされなかったという。別の関係者は同サイトに、仮に可能だったとしても、「王室や新国王との間に緊張感を生む」恐れがあると語っている。
費用負担の面でも、問題が生じた可能性がある。バイデン大統領夫妻のロンドンへの渡航費用は公費で賄われるが、選挙活動で使用した場合や、家族や記者が同乗した場合は、民主党やバイデン氏本人、または報道機関が負担するという。
夫妻の米大統領へのアプローチは、別の場面でも行われていた。
ヘンリー王子はこれまで、自身が創設した傷痍軍人のためのスポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム」に、オバマ元大統領やバイデン夫妻を来賓に招待していた。
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ジル・バイデン氏は、2016年と2017年の大会には参列したが、夫妻が英王室を離脱した後に開催された2022年のハーグ大会への参加は取りやめている。