公の場に姿を表す際、手をつないでいることの多いヘンリー王子とメーガン妃だが、ロンドンのウェストミンスター宮殿で執り行われた礼拝時の「手つなぎ」を巡って、賛否の声が上がっている。
14日、エリザベス女王の棺がバッキンガム宮殿からウェストミンスターの大広間に運び込まれた後、礼拝が行われた。ヘンリー王子夫妻は退出する際、手をつないで大広間を後にした。
王室専門家シャノン・フェルトン・スペンス氏はFoxニュースのインタビューで、手つなぎについて、ヘンリー王子を「支えるという愛情表現」だろうと理解を示す一方で、「PDA(人前でのベタベタ行為)を禁じる公式なルールはないが、王室ではあまり目にすることはない。なぜなら彼らは、たいてい公務を行っているからだ」と指摘。ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃に関しては、「夫と妻の同僚」であり、「非常にプロフェッショナルな態度を示している」と語った。
スペンス氏は、ウィリアム皇太子とキャサリン妃も手をつなぐ姿は見られるが、スポーツ大会のような「比較的くだけた場」だと説明。ヘンリー王子夫妻が公式の場で「常に公然と愛情を示し合うのは、目を引く」と話した。ただし、ヘンリー王子は、エリザベス女王との別れに「非常に傷ついている」ため、手をつなぐことは理解できるとも加えた。
夫妻の手つなぎに関して、ネットでも賛否の声が上がった。
賛成派からは「お互いを支え合ってる」「ヘンリー王子に協力的な証拠」「2人は本当に愛し合っている」といった称賛のコメントや、「手を握っているのを見て怒っている人がいるのが笑える」とアンチを揶揄する声も投稿されている。
アン王女の娘、ザラ・ティンダル氏と夫のマイク・ティンダル氏も手をつないでいたため、ヘンリー王子夫妻だけではないと擁護するコメントもみられる。
反対派からは、「手をつなぐことで、世間の関心を集めようとしている。恥ずべき」「品がない」「TPOをわきまえていない」「私も夫を愛しているが、手を常につなぐことはない。それは愛を意味しない」などの批判が寄せられている。