映画プロデューサー、ワインスタイン被告 性犯罪裁判 陪審員評議へ

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マンハッタンの刑事裁判所で18日、ハリウッドの大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)被告(67)の性犯罪刑事裁判に関し、12人の陪審員による評議が始まった。

ワインスタイン氏は、『パルプフィクション』や『英国王のスピーチ』などを手がけた大物プロデューサー。
2017年のニューヨークタイムズとローナン・ファロー(Ronan Farrow)氏のニューヨーカーのセクハラ告発記事は、#MeTooムーブメントの発端となった。2017年以来、90人以上の女性がワインスタイン氏による性的被害を申し出ている。

ニューヨークでの刑事裁判でワインスタイン氏は、2006年と2013年の2人の女性に対する性的暴行疑惑をめぐり、2件の強姦罪および2件の性的暴行罪、1件の犯罪性的行為で起訴された。ワインスタイン氏は女性とは合意があったとして、いずれも無罪を主張している。

先月から始まった公判では、検察官側の証人28人は証言を行った。女優のアナベラ・シオラ(Annabella Sciorra)さんやロージー・ペレス(Rosie Perez)さんもワインスタイン氏から性的暴行を受けたとして証言台に立った。一方、弁護側は6人の証人が証言を行った。原告女性の元ルームメイト、女優タリタ・マリアさんは、原告がワインスタイン氏のことを「スピリチュアル・ソウルメイト」と繰り返し呼んでいたと証言し、レイプされたり暴力を振るわれたたというのは、聞いたことがないと述べた。ワインスタイン氏は証言を行っていない。

ワインスタイン氏は現在保釈されているが、有罪評決の場合、終身刑の可能性もある。判事が量刑を下す間、ライカーズ島で拘束される可能性がある。

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Mashup Reporter 編集部
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