映画「ホーム・アローン」俳優 交際相手の首を絞めて暴行

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クリスマスの定番映画「ホーム・アローン」で主人公ケビンの兄バズ・マカリスター役を演じた、デヴィン・ラトレイ(Devin Ratray)(44)が、交際相手の女性に対して、首を絞めるなどの暴行をはたらいたとして、起訴されたことがわかった。

事件は8日夜、オクラホマ州オクラホマシティにあるホテルで起きた。地元テレビ局KFORが、司法当局から得た資料を元に、詳細を伝えている。

ラトレイ被告は、4日に市内で開催されたクリスマスイベントに、特別ゲストとして呼ばれ、現地を訪れていた。

被害女性の供述によると、2人は午後7時頃、ステーキレストランで夕食をとった。この時、ラトレイ被告は、ワインを一本空け、さらにお酒を数杯注文した。この時点ですでに酩酊状態だったという。

その後、2人は近くにあるバー「コヨーテ・アグリー・サルーン」に入店。女性は飲まなかったが、ラトレイ被告は、アルコールをさらに10杯ほど飲んだという。

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女性の供述によると、店内で、ラトレイ被告は女性2人から、サインを求められた。女性は、財布からサイン入りカードを出して2人に手渡したが、サイン代金を取らなかったことに、ラトレイ被告が怒り始めたという。

口論となり、ラトレイ被告を置いて、ホテルへと戻った。

その後、ラトレイ被告も部屋に戻ったが、再び口論となった。口論は暴行へと発展。怒りの収まらないラトレイ被告は、女性をベッドに押し倒し、喉と口を押さえつけた。

息ができなくてもがくと、ラトレイ被告は「お前はこうやって死ぬんだ」などと脅かしたという。女性はさらに、顔を殴打された上、突き飛ばされるなどの暴行を受けた。目の下や唇、胸にアザを負い、右腕を負傷したという。

地元検察は21日、ラトレイ被告を首絞めによる暴行などの罪で起訴した。

シリーズ新作に出演

ラトレイ被告は、先月よりDisney+で配信がスタートしたシリーズ新作「ホーム・スイート・ホーム・アローン」に、警察官の役として、カメオ出演している。

さらに、Airbnbが企画した「ホーム・アローン」の家に宿泊する特別プロモーションにも、大人になったバス役として参加していた。

いじめっ子のバズが、立派に成長して警察官になっかと思いきや、クリスマスを前に暴行罪で起訴されるという、なんとも残念な展開となってしまった。

Mashup Reporter 編集部
Mashup Reporter 編集部です。ニューヨークから耳寄りの情報をお届けします。