ヘンリー英王子の妻、メーガン妃が今月4日、40歳の誕生日を迎える。その節目の年となる今年、一家がどう過ごすのかが注目されている。英紙ミラーが伝えた。
ここ数年、メーガン妃は誕生日を海外で過ごすことが多かった。結婚前だった36歳の誕生日には、アフリカのボツワナで、慈善団体「Elephants Without Border」とともに自然保護活動に勤しんだ。英王室入りした最初の年、37歳の誕生日は、ヘンリー王子の友人の結婚式の席で祝った。38歳には、イギリス、ウィンザーのフロッグモア・コテージで、生まれたばかりの長男、アーチーちゃんと一家3人で誕生日を過ごした後、地中海のリゾート地イビサに旅行したと言われている。当時ヘンリー王子は「サセックス・ロイヤル」名義のインスタグラムアカウント(現在は運営停止)上に「僕のかけがえのない妻の誕生日を祝って。僕の冒険に付き合ってくれてありがとう!」と、夫妻がトンガを歴訪した際の写真を添えメッセージを投稿した。昨年39歳の誕生日はちょうどカリフォルニアに引っ越した頃で、特に目立った動きはなかった。
ちなみにメーガン妃にまつわる祝い事の一つで最も人目を引いたのが、2019年のアーチーちゃんのベビーシャワー。ニューヨークのホテル「ザ・マーク」のペントハウスを貸し切り、テニスのセリーナ・ウィリアムズ選手、ジョージ・クルーニーの妻、アマルさんをはじめ多数のセレブが参加したことで大きな話題になった。
そして今年、40歳の誕生日をどう過ごすか、メーガン妃は公にしていないが、派手なイベントは控え、自宅にごく親しい人たちを招いて地元でケータリングした食事などを振る舞うなど、比較的地味な形で祝うだろうとの見方が大半となっている。
一部報道によると、夫妻はサンタバーバラの自宅でパーティーを開く予定で、そのために著名司会者、オプラ・ウィンフリーのパーティープランナーを務めるコリン・コウイー(Colin Cowie)氏を雇った。オプラとメーガン妃夫妻とは、3月に放送されたインタビューで、お互いの自宅を行き来する仲であることが明かされている。
情報筋は「招待客はメーガン妃の親しい友人やその家族など65人ほど。コリンさんの起用は、いつも素敵なパーティーを開くことで知られるオプラ自身が勧めたもの」としている。英王室専門誌Majesty Magazineの編集長、イングリッド・スワード(Ingrid Seward)氏は、人目につく場所を避け、自宅で過ごすと見ている。
英紙The Sunの王室担当も、パーティーの場はレストランなどではなく自宅になると予想。2人の豪邸なら招待客を存分にもてなせる上、公の場で祝うよりもプライバシーが守られると語った。また、著名な招待客としてはオプラと、オプラの親友としても知られるTVパーソナリティーのガイル・キング(Gayle King)の名前があがっている。
メーガン妃は誕生日について、2016年に自らの思いを語ったことがある。現在は運営を停止し削除されたメーガン妃のウェブサイト「The TIG」で当時、「誕生日は自分にとっての新たな1年の始まりだと、母がいつも言っていた。自分だけの抱負を決めて1年を見通すチャンス」と綴っていた。