「アクアマン」や「DUNE/デューン 砂の惑星」などで知られるハワイ出身の俳優ジェイソン・モモアが、マウイ島森林火災に関して、今は現地への訪問を控えるよう呼びかけた。
モモアは11日、自身のインスタグラムを更新し、燃え盛る炎に包まれた街の動画とともに「DO NOT TRAVEL TO MAUI」（マウイに渡航するな）と忠告。「マウイは今、バケーションで来る場所ではない。ひどく苦しむ島に自分がいる必要があると言い聞かせないで」「コミュニティに寄付し、アロハ（愛）を示してくれた人々にマハロ（ありがとう）を送ります」と加えた。
今回の自然災害は、マウイ島全体に永続的な影響を及ぼすだろうとし、「コミュニティには癒しや悲しみ、回復の時間が必要だ。ホテルを予約しないで。サバイバーを最優先にして欲しい」として、寄付先や支援団体の情報をシェアした。
身元が確認できたのはわずか2人
8日に発生したマウイ島の森林火災は、13日に死者数は93人に達し、ハワイ州史上最悪の自然災害となっている。行方不明者の数は、1,000人以上とも伝えられている。
当局によると、遺体の損傷は激しく、身元が判明した犠牲者の数は、わずか2人だという。マウイ警察は、身元を特定するため、家族が行方不明となっている人々に対し、DNAサンプルを提供するよう呼びかけている。
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ハワイ州のジョッシュ・グリーン知事は13日の会見で、「爆弾が爆発したようだ」と述べ、ライハナの再建には「何年もかかるだろう」と語った。知事によると、マウイ島西部で少なくとも2,200棟の建物が損傷または消失。推定される被害総額は、60億ドル（8,700億円）に達するという。
