米国初のセカンド・ジェントルマンにスキャンダルが勃発。カマラ・ハリス副大統領の夫で弁護士のダグ・エムホフ氏（59）が最初の妻と婚姻中、子守と浮気し、女性を妊娠させていたことがわかった。
エムホフ氏は1992年、映画プロデューサーのカースティン氏と結婚し、2人の子供（エラさん、コールさん）をもうけた。デイリーメールによると、夫とナニーのナジェン・ネイラーさん（47）との不倫関係が発覚したのは2009年。翌年、離婚を申請したという。
ネイラーさんは、子供たちが通うカリフォルニア州カルバーシティの名門私立小学校ウィローズの教員を務めていた。教師が本業で、副業としてナニーの仕事をしていた。関係者によると、不倫発覚後ネイラーさんは教職を辞め、エムホフ氏とは金銭的な和解に至ったという。
当時、同校に子供を通わせていた母親はデイリーメールの取材に、2人の不倫は認識していたと述べつつ、「彼女は素敵な人で、子供たちにとっても素晴らしい先生だった」と語っている。
別の人物は、ネイラーさんは妊娠したが、出産しなかったと明かした。しかしながら、ネイラーさんのSNSには、出産を予定していた2009年に「ブルック」と名付けられた赤ちゃんの動画が投稿されているという。
ネイラーさんはパンデミックの2021年に、ニューヨーク州の高級住宅地ハンプトンズの家を85万5000ドルで購入している。幼い子供が1人おり、現在妊娠中だという。同紙の取材を受けると、不倫や妊娠などの報道内容は否定せず、「ちょっと驚いている」と回答した。
報道に対しエムホフ氏は3日、CNNに「最初の婚姻中、カースティンと私は、私が取った行動で厳しい時期を過ごした。私は責任を取りました。それ以来、何年もかけて、一つの家族としてそれを乗り越え、より強くなった」と浮気を認める声明を発表した。
ハリス氏は知っていた？
ハリス氏とエムホフ氏が出会ったのは2013年。ハリス氏は当時、カリフォルニア州司法長官を務めていた。友人を介して知り合った2人は、2014年に結婚した。
ニューヨークポスト紙によると、ある関係者は、エムホフ氏はハリス氏と結婚する「かなり前」に、不倫について告白しており、2人が交際をスタートする前に、ネイラーさんとの関係は終了していたと語っている。4年前、ハリス氏がバイデン大統領のランニングメイトに任命される際、バイデン陣営の審査委員会にこの件は報告されたという。
なお、エムホフ氏はハリス氏と同様、人工妊娠中絶の権利を擁護している。今年5月、NBCニュースのインタビューで、中絶は「女性に対する公平性の問題だ。女性が死んでいるのです」と主張。また、「男性の人生設計能力にも影響する」と語っていた。
