ロバート・ケネディ・ジュニア、あの大物俳優からエンドース

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政治ドラマ「ハウス・オブ・カード」で主演を務めたケビン・スペイシーは6日、無所属の大統領候補者ロバート・ケネディ・ジュニア氏の支持を表明した。

スペイシーはXに、ケネディ氏のプロモーション動画を引用し「世界が私に背を向けた時、ボビーは私に向き合ってくれた」と絵文字付きで感謝を示し、「この男から私が学べることはたくさんある」と投稿。「正義を求める恐るべきファイターであり、信念に立ち向かうことを恐れない忠実な友だ」と称賛のコメントを加えた。

スペイシーは2017年から数々の性的不正行為に関する疑惑が浮上。米英で起訴されたが、起訴取り下げ、または無罪を勝ち取っている。なお両国では今月から、俳優としての頂点から一気に転落したスペイシーの幼少期からの半生を追ったチャンネル4のドキュメンタリーシリーズ「Spacey Unmasked」の配信が始まったばかり。

エンドースに対し、ネットでは「世界が背を向けたわけではない。メディアだけだ」と擁護するコメントがある一方で、「ケビン・スペイシーの熱狂的な支持を必要としているかは不明」「なんというエンドースメントだ。次はギレーヌ・マクスウェルか?」「誰も望んでいない支持表明」といった意見が投稿されている。

一方のケネディ氏は、世論調査で激戦州において平均8~10%の支持を獲得するなど、第三候補としての存在を増している。バイデン陣営は表向きは無視する姿勢を示しているものの、その裏では民主党全国委員会が弁護士チームを結成してケネディ氏の動向を監視しているとも報じられている。先月フィラデルフィアで開催した選挙集会におけるケネディ一族による支持表明は、バイデン陣営の強い警戒感を表したものとみられている。

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ケネディ氏は先日、現職大統領のバイデン氏を「スポイラー」(勝機がないのに出馬して、票を奪うことで他の候補者の勝利を妨げる候補者)呼ばわりするなど、選挙戦への自信をのぞかせている。

保守系メディアへの出演回数も増加していることから、トランプ陣営も「論理を超えており、憂慮すべき」と警戒感を示している。

トランプ氏も最近になって、自身のプラットフォームTruth Socialで、「民主党の回し者」「民主党候補者のだれよりもはるかにリベラル」「ジュニアへの投票は無駄な反対票」と攻撃。記者会見で「真剣な候補者ではない」としつつも、バイデン氏や自分を脅かしている可能性があると語っている

Mashup Reporter 編集部
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