迷惑行為お断り、米大手ファーストフードFC店が新ルール「16歳以下は保護者同伴」

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米国の人気ファーストフード「チックフィレイ」(Chick-Fil-A)のフランチャイズ店が、16歳以下に保護者の同伴を求めると発表した。

新たなルールを決定したのは、ペンシルベニア州にあるロイヤーズフォード店。22日、Facebookへの投稿で、学校の休業日に訪れる10代の若者らに、「容認できない行為」があると説明した。

具体的な例として、食事中の家族の周りで大声で話す、店の周辺に食べ物やゴミを捨てる、テーブルやトイレを壊す、店内の装飾物を盗む、スタッフをからかったり、罵ったりするなど無礼をはたらく、ドライブスルーレーンや駐車場を通り抜けするなどといった迷惑行為をあげた。これらの若者の多くは週末、地元のアドベンチャーパークを訪れたついでに、立ち寄るという。

若者の振る舞いは「心地よい体験ではない」とし、「お客様とスタッフに快適で安全な環境を提供し、建物を保護」するためだとした。保護者がいない場合、テイクアウトのみにサービスを限定する。

今回の決定は「長期間、熟慮した」うえでの判断だとした。ただし、保護者を責めているのではないとも強調。全ての若者が同様の振る舞いをするのではないとしつつ、両親は子供たちとマナーについて話し合って欲しいと述べた。

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チックフィレイの投稿に対し、コメント欄では「地元のターゲットでも、10代の若者が週末、混乱を引き起こしている。なぜ企業が容認しているのか分からない」「100000%サポートする」「店の判断に賛同する。ビジネスを守るべきだ」と店側を支持する声や、「保護者をなぜ責めないのか?これはネグレクトだ」などの意見が寄せられた。

チックフィレイは、ファーストフードチェーンやフルサービスのレストランを対象にした米国顧客満足度指数の調査で、5年連続1位を獲得した人気チェーン店。ABCニュースは、多くの店舗では、個人がオーナーとなって運営しているため、独自にポリシーを決定できると伝えている。

なお、アドベンチャーパークに隣接する「ホールマーク」のマネージャーも地元テレビ局に、複数人の少年が、同店の顧客に嫌がらせを行ったため、警察に通報したことがあると語っている。

Mashup Reporter 編集部
Mashup Reporter 編集部です。ニューヨークから耳寄りの情報をお届けします。