ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の続編「アンド・ジャスト・ライク・ザット」への出演を拒否したサマンサ役のキム・キャトラル(Kim Cattrall)(65)だが、新作の公開を少しは気にかけているようだ。
pagesixによると、キム・キャトラル自ら、SNSに投稿されたファンのコメントに、賛同を示したという。
「いいね」ボタンを押したのは、「@KimCattrallの大ファン。#SATCのリブートが始まっても、あたたを応援し続ける。自分にとって、正しい判断をしたあなたを称賛する」「やりたくないことや、自分を不幸にすることは、やる必要はない」「スキャットのキャリア(夫と共演するビデオを指したもの)をスタートさせたため、SATCに戻らなかった」など、自身の決断を肯定する内容だった。
▼「キム・キャトラルが出ないドラマは見ない」というミームにも「いいね」をつけていた。
キム・キャトラルの降板理由として、キャスト間の不仲がささやかれている。
映画版「SATC3」が2017年、撮影直前で製作中止となった際、デイリーメールは、キム・キャトラルが法外な要求を出したためと報じた。本人は、この報道を否定し、「2016年から続編には、出演しないと言ってきた」とSNSで反論した。
同年に英ITVで放送されたピアース・モーガンとのインタビューで、撮影現場での人間関係は「有害だった」と振り返り、共演者とは「友人であったことはない」とも話している。さらに、出演を断ったのは、金銭面の問題ではなく、「新たな章をスタートさせるためだった」と説明。さらに、キャリー役のサラ・ジェシカ・パーカーは「もっと私に親切にできたはず」と語った。
サマンサは続編でどう描かれた?
なおドラマ版の復活は、17年ぶり。50代となった主人公たちの生活の変化に加え、サマンサの不在がどのように描かれるのかに、注目が集まっていた。
初回の放送では、サマンサは、仕事でロンドンに移住したことが明らかとなる。キャリーは、自身が本の著者としてのキャリアをスタートさせ、サマンサの広報を必要としなくなった頃から、2人は疎遠になったと話している。サマンサは、シャーロットやミランダとも連絡を取っていないという。
しかし、2話目でサマンサは、キャリーに「あるメッセージ」を送った。根強い人気を誇るサマンサの復帰を望むファンは多い。再登場する可能性はあるのか、今後の展開が楽しみだ。