リアリティーTVのスター、キム・カーダシアン・ウエスト(Kim Kardashian West)は1日、7月から販売を計画する補正下着ブランド「Kimono」の名称を変更することを、SNSを通じて発表した。
「Kimono」のネーミングは、先月25日の発表直後から日本人を中心に、日本文化を軽視した名前であり、不適切だと多くの批判を浴びていた。ソーシャルメディアには、「CHANGE THE NAME」のメッセージや、「本来の着物」の画像が多数アップロードされ、#KimOhNoのハッシュタグはツイッターのトレンドワードとなった。さらに京都市長は28日、名称の使用について再考を求める文書を発表していた。
27日付のNYタイムズで、カーダシアン氏は名称を変更しない意向を語っていた。
カーダシアンは声明で「私は常に耳を傾け、学び、成長します。みなさんが情熱と様々な視点を提供してくれたことに感謝します」と批判を真摯に受ける姿勢を示すと同時に、「Kimono」の名称決定については「誠意を持って行った」と語った。
続けて「私のブランドは包括性と多様性を中核に成り立っている」とこれまでの発言を繰り返し強調。熟慮の結果、「ソリューションウェアブランドを新たな名前の元でローンチするつもりです」と、名称を変更する意向を表明した。
Advertisement
これまでの報道によると、カーダシアンは「KIMONO」や「KIMONO WORLD」、「KIMONO BODY」などラインナップの名称を含む、8件の商標登録を出願しているが、声明では商標については触れなかった。