メーガン妃のエリザベス女王訪問、チャールズ国王が反対していた?

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エリザベス女王が死去した8日、メーガン妃はヘンリー王子とともに女王が滞在するスコットランドのバルモラル城に向かう予定だったが、チャールズ皇太子の反対に会い、中止していたことがわかった。英紙サンが報じた。

この日の午後、エリザベス女王の健康が医師の管理下におかれ、チャールズ皇太子やウィリアム王子らが、次々と女王の元を訪れると発表。この約1時間後に、ヘンリー王子とメーガン妃の広報担当者は、夫妻がそろってスコットランドを訪問する計画を明らかにした。

情報筋はサンに、チャールズ皇太子は、ヘンリー王子に「このような深い悲しみの時に、メーガン妃がバルモラルにいるのは、正しくないもしくは適切ではない」と告げたという。さらに「キャサリン妃も(ウィリアム王子に)同行しないことや、近親者に限定するべきだと主張し、メーガン妃が歓迎されていないことを明確にした」と明かした。

なお夫妻は、エリザベス女王の訪問計画について、事前に王室メンバーに相談していなかったという。

ヘンリー王子は、チャールズ皇太子の忠告を受け、妻の訪問を取りやめた。ウィリアム王子やアンドルー王子らとは別の飛行機で現地入りし、英王室が死去を発表した90分後の午後8時ごろ、バルモラルに到着した。その12時間後、民間機で、アバディーン空港からヒースローへと1人で戻った。

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なお、女王が息を引き取る前に面会した王室メンバーは、チャールズ皇太子と妹のアン王女だけだったという。2人はこの日、スコットランドに滞在していた。

チャールズ新国王は、9日に行った演説で、ウィリアム王子にプリンス・オブ・ウェールズ(皇太子)の称号を、キャサリン妃に「プリンセス・オブ・ウェールズ」の称号を捧げると発表した。王室を離脱し、カリフォルニア州に移住した息子夫妻には「海外での生活を築き続けているヘンリーとメーガンに愛情を伝えたい」とメッセージを送った。