MTAニューヨークシティー・トランジットは30日、2012年ニューヨークを直撃したハリケーン「サンディ」で被害を受けたトンネル復旧工事のため、来年4月27日より15ヶ月間、Lトレインの一部区間を閉鎖すると発表した。
閉鎖区間は、ブルックリン・ウィリアムズバーグのベッドフォードアベニュー(Bedford Avenue)駅とマンハッタンの8アベニュー(Eighth Avenue)駅間で、その間にあるカナーシー・トンネル(Canarsie Tunnel)の大規模な修復工事が行われる。
運行サービスを制限し、3年間で復旧工事を行う案もあったが、MTAはLラインを閉鎖し、15ヶ月間で工事を終了させる案を採用した。
代替輸送手段は?
NY1によると、Lトレインの利用客は22万5千人で、そのうちの80%は、他のラインを使用する見込みだという。
Gラインへの振り替えが最も増えると見込まれており、MTAは平日の往復運転本数を66本増加する。また、A/E/F/J/Z/7トレインは、平日の運転本数を各々20本増加する。
バスも増便される予定で、14丁目のストリートは朝5時から午後10時までの間は、バス専用道路となる。
フェリーの運行本数も1時間に1190人の8隻を運行を予定している。