ホワイトハウスで10日、バイデン大統領夫妻がホストを務める公式晩餐会が開催され、米国を公式訪問中の岸田文雄内閣総理大臣夫妻ら200人以上が参加した。
この日は、クリントン元大統領夫妻やアマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏、アップルのティム・クック夫妻、楽天グループの三木谷 浩史氏、JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)夫妻、ロバート・デ・ニーロ夫妻、元スケーターのクリスティ・ヤマグチ氏ら各界の著名人が出席した。
世界2位の富豪、ベゾス氏の婚約者ローレン・サンチェス氏は、ラサリオ(Rasario)の真紅のマキシドレスを着用。デコルテや胸元が強調するオフショルダーにレースのコルセット、サテン地のスカートのグラマラスなデザインで、ファッション専門紙WWDは「トレンドの官能&コケット(色っぽさ)を組み合わせた」スタイルと評した。
本人のSNSのコメント欄には、「すごく美しい」「いつもゴージャスね」といった賞賛のほかに、「ホワイトハウスで着るには不適切」「セクシーで若く見せようと必死だね」などの意見が投稿されている。
デザイナーのラシダ・ラコバ氏が2012年に設立したRasarioは、「官能性と女性らしさ」が引き立つデザインが特徴だという。サンチェス氏は今年のアカデミー受賞式後に開催されたヴァニティ・フェアのアフターパーティにも、引き締まったウェストラインが強調された、レバー・クチュールのコルセットのドレスでレッドカーペットに登場した。
ちなみにベゾス氏とサンチェス氏の交際が明らかになったのは2019年1月。ベゾス氏の元妻マッケンジーさんとの破局が伝えられた直後のことだった。
昨年夏には、イタリアのアマルフィ海岸に停泊したベゾス氏の5億ドルのスーパーヨットで、ビル・ゲイツ氏らを招いた婚約パーティーが開かれたと報じられている。結婚まで秒読みだろうか、富豪のハートを射止めたサンチェス氏は昨年11月のVogueの取材に、「ベゾス夫人になるのを100%心待ちにしている」と語っている